子供に着せてみたい服

子どもが生まれる前から・・・(女性45歳)

子どもが生まれる前から、自分の子が出来たら着せてみたいなと思うファッションの傾向はある程度決まっていたように思う。ダブルガーゼ、ギンガムチェック、ブラックウォッチ、コットンレースなどに代表される、ナチュラル系の服だ。自分自身そういう系統の服が好きで、でも年齢的にも似合わなくなりつつあるので、子どもが女の子だったら着てもらいたいなという思いが漠然とあった。「こどもは親の着せ替え人形ではない」という意見もあるだろうが、自我もしっかり芽生えていない幼い頃の子供の服を選ぶのはどうしたって母親が多くなるし、そこに自分の趣味が反映するのはある意味当たり前のことと言っていいだろう。
満を持して生まれた子どもは、女の子であった。嬉々としてナチュラル系の服を選んだ。そういった服はブランドともなると、大人の服かと見間違えるほどの価格がついているので、そうそう自由に選ぶことは出来なかったけれど、安い子供服店でもナチュラル系のものを選んで着せていた。親に似て平たい日本人顔の娘にナチュラル系の服はよく似合い、周りからの評判も上々で、ホクホク気分で親子ファッションを楽しんでいた。3歳までは。
娘が3歳になったある日、一緒に子供服店で服を見ていた。いつものごとくブラックウォッチのチュニックに手を伸ばす私に、娘が言い放った。「ママ、私、緑とかベージュは大っ嫌い。もっと綺麗な色が着たいの。」がーん。娘3歳、自我の目栄えであった。そんな日も来るであろうと思ってはいたが、思ったより早かった。
それ以降はもう、娘の選ぶがままにピンク、オレンジ、フリル等、女の子女の子した服にシフトチェンジ。タンスの中が一気に華やかになった。娘の平たい顔には前の方が似合っていたような気もするが、それでも女の子らしい服を着て、似たような服の友達とじゃれあっている娘の笑顔は本当に輝いて見える。
教訓。こどもに着せたいと思う服は3歳までに着せるべし。


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